はじめまして
自己紹介
プロフィール
関根誠(せきねまこと) 牡羊座 AB型
株式会社レプラス 代表取締役社長
東北大学 産学連携先端材料研究開発センター(MaSC)/ 客員准教授
コンサルタント(新規事業開発/マーケティング)
はじめまして、関根です。
使っている画像はネクタイを締めてるので、お堅く、真面目に、キラキラしたすごそうな経歴などを書けば格好がつくのでしょうが、そんなものつまらないかなと。なので素の自己紹介をします。
生まれは茨城県、地元の高専を卒業するまで、茨城という、まあまあな田舎に住んでいました。小さい頃からものづくりが好きで、高専という工学専門の5年制のマニアックな学校から国立大学工学部へ編入、そして医療機器メーカ設計部へ就職/配属と、社会に出るまではそのような流れです。ちなみに高専から大学への編入時には、2年浪人を経験しています。
2年遅れて社会人になったので、遅れを取り戻そうと、希望の医療機器メーカーの設計部に入り、昼も夜もなく、ものづくり・開発のド真ん中で頑張りました。ここでブラック企業とは?社畜とは?という負の学びもありましたが(笑)、入社時はまだ10億そこそこの医療機器ベンチャーメーカーが、毎年倍々で売上を伸ばし、急成長した渦中にいて、どういう仕組みで成長するのか?といったビジネスモデルを学べたことはラッキーでした。その代償に?激務で体調も心も蝕まれた記憶からか、今でもその会社が在る駅に降りると変な脇汗が出ます。この会社、今はプライム一部上場企業です。
30過ぎで、結婚とか身体の限界もあり、茨城でUターン転職しました。つくば産業技術総合研究所(産総研)には、その転職先を一旦退職して出向でなく、再転職するという、ナニソレ?的なことがありましたが、この頃のことはまた別に機会あれば書こうと思います。
産総研では今でもお付き合いいただいている先生に出会えたことが何よりも大きかったですね。そして、研究所の研究者、雰囲気、すごい研究シーズがごろごろある環境を直に体験できたことも大きかった。この産総研で得た技術シーズや人脈を元の会社に持ち帰り、新商品開発に繋げました。元になる技術は一級品、とにかく頑張って製品を作り上げました。
イイもの作れば売れる!
そんなワケありません。待ってても誰も買いに来ません。こちらから営業行かないといけない、PRしないといけない、当たり前なんですが、その当たり前の環境が転職先の会社には、人も金も自信も経験もすべてが十分になかった。その間にリーマン・ショックという世界の動きが止まった、あのザ・ワールド(ジョジョ読んでください)が発現したかのようなことが起こり、あの頃の企業はみなそうだったでしょうが、本当に会社が傾きました。結婚して、子供が生まれて、さあもっと稼がねば!というタイミングで、消しゴム買うにも稟議書出せと、冗談のようなホントの話し、それだけ会社が追い詰められていたということです。
ここで転機がありました。
当時の社長に直接「関根〜、売れるもの作れや!」と社長命令があったのです。ど根性ガエルに出てくるゴリライモ的な風貌の当時の社長(この元社長は、決して悪い人でなく、親分肌で社員に頼られる、すごく慕われる人でした)が、ヤ◯ザのように凄みをきかせてさらに追加で言うわけです。「金もないからな〜」と。無茶ぶりの極致です。もう、まんまヤ◯ザじゃないですか!?
ですが、「売れるものってなんだろう?何を作れば売れるのか?それはどうすればいいのか?」ということを初めて真剣に考える機会になりました。
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